こんにちは!山口県防府市にあります福祉用具・介護用品専門店「加賀メディカル」のスタッフ長谷川です。
親の介護が始まると、どうしても「食事」「トイレ」「通院」など、目に見えるお世話が優先になりますよね。気づけば一日が終わっていて、自分のことは後回し…という方も多いと思います💦
そんな中で、つい忘れがちなのが「舌」を含めたお口のケアです。実はこの舌ケアを少しプラスするだけで、口臭や食欲低下、誤嚥性肺炎の予防にもつながると言われています。
毎年6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です✨
歯だけでなく、お口全体の健康を見直すきっかけとして、舌ケアにも目を向けてみてはいかがでしょうか😌
そこで今回は、高齢の親御さん向けのやさしい舌ケアについてお話しします!
【なぜ高齢の親に舌ケアが必要なのか】
高齢になると、唾液が減ったり、口の中を自分でキレイにしてくれる力が弱くなったりします。その結果、舌の表面に白い汚れがたまりやすくなります。これが「舌苔」と呼ばれるものです。
舌苔が増えると、こんな影響が出やすくなります。
⚫︎お口のニオイが強くなる⚫︎食べ物の味がわかりにくくなり、「おいしくない」「食べたくない」につながる⚫︎細菌を含んだ汚れを飲み込むことで、誤嚥性肺炎のリスクが高まる
誤嚥性肺炎は、高齢者の命や生活の質に大きく影響する病気の一つです。口の中を清潔に保つことが、予防の一つのカギになるとされています。
だからこそ「歯磨きだけでなく、舌も一緒にケアすること」が大事になってきます。
【家族ができる、やさしい舌ケアの基本】
介護の口腔ケアで大切なのは、「全部やってあげなきゃ」ではなく「できるところは本人に任せて、足りないところだけそっと手伝う」という考え方です。
無理をしすぎず、家族の生活リズムの中で続けやすい形を目指していきましょう。
準備するもの⚫︎やわらかめの歯ブラシ⚫︎舌ブラシやスポンジブラシ、または濡らしたガーゼ⚫︎コップの水や口腔用ジェルなど、少量の水分
高齢者の口の中は粘膜が薄く、傷つきやすいのが特徴です。硬いブラシや金属のスプーンなどでゴシゴシこするのは避けて、「やわらかく、少しずつ」を心がけます。
【自宅でできる舌ケアの手順】
① 姿勢を整えるいすやベッドで上半身を少し起こして座ってもらう
② 舌をなでる舌ブラシやスポンジ、ガーゼで、舌の奥から手前へ弱い力で数回なでる


