住宅改修小話②〜介護保険で住宅改修・手すり編〜

こんにちは!山口・防府の福祉用具・介護用品専門店「加賀メディカル」

本店スタッフの上田です。

 

最近こんなことはありませんか?

・立ち上がる時に「よっこいしょっ!!」と言わないと立ち上がれない

・何かにつかまっていないとよろよろしてしまう

こんな風に思ったことはありませんか?

「ここに手すりがあれば・・・」

「ちょっとつかまるところが欲しい」

「介護保険の認定を持っているけど、手すりの取り付けには補助は出ないの?」

 

ホームセンターでも手すりの材料は売っています。

でも、費用を全部自分で出して、安全に取り付けられますか?

せっかく手すりを取り付けるなら

安全に使用でき、費用も抑えられるとうれしいですよね。

今回の記事は 「介護保険利用での住宅改修・手すり編」をお届けします。

ぜひ続きをご覧ください。

 

まず、高齢になると下肢筋力の低下により、

立ち上がりや歩行が困難になり、

転倒リスクが高くなります。

 

 

 

 

 

実際、高齢者(65歳以上)の家庭内事故のうち

約80%は転倒によるものとなっています。

ご利用者様の生活動線に合わせて手すりを設置することは、

転倒リスクを回避したり、

普段の生活を過ごしやすくするために大切なことです。

 

手すりの取り付けは介護保険の認定を受けている方は「住宅改修に対する給付」の対象となります。

詳しくは→https://kaga-medical.co.jp/?page_id=601?lang_ver=Un4il2803

介護保険の認定を受けている方、

お1人につき20万円を上限として、1~3割の自己負担で工事ができます。

(要支援、要介護区分にかかわらず、合計所得金額に応じて負担割合が決まります)

(要介護状態区分が3段階重くなった時、または転居は再度20万円までの支給限度基準額が設定されます)

申請の流れ

①住宅改修についてケアマネージャー・弊社営業担当者などに相談

②ご自宅へ訪問(状況確認、工事前写真)

③住宅改修プラン検討、お見積もり提示

④決定後、市役所への事前申請

⑤施工、完成(工事後写真)

⑥市役所への事後申請

 

よくご相談のある手すり取り付け例

・玄関の上がりかまちの上がり降りの補助に縦手すり

・廊下の伝い歩きに横手すり

・トイレの立ち上がりにL字型などの手すり

・浴室での移動、浴槽へ入る時の補助に

・玄関外のアプローチでの補助に

・階段の上がり降りの補助に・・・等

ここで注意が必要なのが、

補助はお1人様、一生涯に20万円までということです。

ここにも、あそこにも、手すりを付けたい。

一度にたくさんの手すりを付けたいとのご相談があります。

せっかく補助があるのだから 補助を使っとかないと損!

そんな感じであまり必要度の高くない所まで手すりを付け、

あとあと、もっと必要な住宅改修をしようとしたときに

補助がなく、全額実費になってしまうことも。

せっかくの補助は必要な時に、

しっかりと使えるように今後のことも考えて検討しましょう。

 

また、工事を必要としない置き型などの手すりは

介護保険での貸与の対象となるものもありますので

ご利用者様の身体状況や使い勝手、今後のことも含めて、

レンタルをする方が良いのか、

工事で取り付けた方が良いのかを検討するのがおすすめです。

置き型手すり設置例→株式会社シコク 手すりBSモアhttps://www.sk-shikoku.co.jp/products/rail/entry-425.html#

 

手すりをどこにつけようか?どんなタイプの手すりが使いやすいか?

よくわからなくても大丈夫です!

加賀メディカルでは訪問や見積もり無料!

申請事もまとめてお任せいただけます。

在宅介護における身体機能を熟知した住環境のプロが

丁寧にサポートいたします。

お気軽にご相談くださいませ。