こんにちは!山口・防府の福祉用具・介護用品専門店「加賀メディカル」
本店スタッフの上田です。
日中の暑さはまだまだ夏のようですが、朝晩はほんの少しだけ秋を感じるような時期になりましたね。
秋の紅葉を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
今回のテーマは
「建物に工事をしなくても手すりを設置することが出来る」です。
この度、防府観光コンベンション協会様からのご依頼で
国指定名勝 毛利氏庭園内の毛利博物館(旧毛利氏本邸)の入り口に手すりを設置させていただきました。
観光名所と介護用品店。
一見関係が無いように思えますが、実は手すりを設置したり等のつながりがあります。
文化財などの建物に工事で傷をつけたりは原則できません。
でも、観光する方のためにも手すりは必要な場合があります。
そんな時はどのようにして手すりを設置するのかをご紹介いたします。
毛利氏庭園は人工的に作られた橋や島が見事に自然と調和をし、
明治・大正時代の職人の技術を詰め込んだ最高傑作で、
国指定名勝に登録されている美しい庭園です。
その中にある毛利博物館(旧毛利氏本邸)は所蔵している毛利家代々の宝物・重要文化財などを公開している建物になります。
建物自体も明治・大正の建築技術を詰め込んだ歴史を感じさせる趣のある建物です。
毛利氏庭園についてはこちら↓
博物館入り口で靴を脱いで館内を回るようになるのですが、
昔ながらの日本家屋の入り口ということもあり、段差がありますが手すりはありませんでした。
入り口に手すりがないと、観光に訪れた高齢の方や足腰の弱っている方が靴の脱ぎ履きに困ったり、
階段の上がり降りに不自由さを感じる為、
今回手すり設置のご依頼がありました。
今回手すりを設置するにあたって下記のようなことを提案させていただきました。
・建物に傷をつけたり、釘などを使用しないで設置できる置き型の手すり
・建物と調和する色合いの手すり
実際に手すりを設置した様子がこちら↓
入り口の段差を上がるのに便利な手すり
手すりのおかげで靴の脱ぎ履きもラクラク!
文化財に指定されていて建物自体に穴を開けてはいけない場合でも、
安心して使用できる置き型の手すりを提案させていただくことが多いです。
これに関しては、個人様のお宅でも同様で、借家だったり、壁に穴をつけたくない場合に適しています。
置き型の手すりは介護保険の認定をお持ちの方であればレンタルの対象にもなります。
詳しくはこちら→https://kaga-medical.co.jp/?page_id=604?lang_ver=39Awt4514
※弊社では自費でのレンタルも可能です。
設置した後の使用状況の確認にお伺いしたところ、
お客様からの評判も良く、 職員の方も使用して助かっている(笑)とのことでした。
これからの紅葉シーズン、 毛利博物館観光の際は、手すりもしっかりご活用いただければ幸いです☻