雨や雪で滑らないために、杖のゴムを見直しましょう!

こんにちは!山口・防府の福祉用具・介護用品専門店「加賀メディカル」 本店スタッフの上田です。

 

あまり雪の積もらない防府市でも久しぶりに雪が積もりました!

雪を見てテンションが上がったので、

お昼休みに 当店スタッフ岡村と一緒に小さい雪だるまを量産しました♪

冷たさで手はかじかみましたが、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 

しかし、雪の日は 歩行する時や車の運転で滑ることに注意が必要ですよね?

気を付けていても、ツルッと滑ってしまいます。

下肢筋力の低下している高齢者の方だと歩行の時は特に危険です。

普段から安全のために杖を使用されている方にも意外な落とし穴があります。

杖があるから滑らないよ?と安心している方におすすめ!

今回のテーマは「杖の先ゴムについて」です。

 

福祉用具の1本杖(T字状杖)・4点杖(他点杖)・松葉杖など、

ほとんどの杖先(地面に接地する先)にゴムがついています。

このゴムは主に滑り止めの役割を持っており、 杖本体の保護にもなります。

安全に歩行するためには欠かせない部品となっています。

来店されるお客様に多いのが、

「この杖を気に入っていてずっと使っているよ」

「父(母)の形見の杖で、ついに自分が使うようになった」

とお話しされる方です。

色々な思い入れがあったり、物を大切にされるため、

1本の杖を長く使用される方が多いです。

とても素敵なことでこれからも変わらず大切に使用していただきたいと思います。

しかし、そこには思わぬ落とし穴もあります。

それが「杖の先ゴム」の状態になります。

 

実は杖先ゴムは劣化するので定期的な交換が必要となります。

交換時期の目安としてメーカーが推奨しているのは 半年〜1年くらいとなっています。

全く使用していなかったとしても、 車のタイヤと同じでゴムが固くなって

弾力性が失われ、滑り止めの効果が得られなくなってしまいます。

また、使用していて杖先ゴムにある溝が無くなってきている場合も

本来のすべり止め効果が得られなくなります。

なので、滑ったり、転倒しないためにも 定期的に杖先ゴムの状態を確認することが大切です。

 

交換については

もとは、普通タイプのゴムがついていても

サイズさえ合えば他のタイプの杖先ゴムに付け替えることが出来ます。

■当店おすすめの杖先ゴムを2種ご紹介

杖先ゴム 雨にも負けず (直径16㎜〜17.5㎜)

ゴムの材質や接地面の溝の加工が特殊で、

雨の日でも滑りにくいタイプの杖先ゴムです。

 

シナノ 滑りにくい3点先ゴム (直径16㎜用・直径19㎜用)

3点先ゴムなので1本杖を自立させることが出来ます。

比較的軽く、接地面の加工もしっかりしていて

雨や雪の日、濡れた床面も安心して使用できます。

 

雨や雪の日に滑らないため、

大切な杖を長く、安心して使用するためにも杖先ゴムの交換は必要です。

杖をお持ちいただければ、その場で交換もすぐに出来ます。

杖先ゴム1個から配達も可能です。

お気軽にご相談くださいませ。