親の介護・これからも住み慣れた家で過ごすために何ができるか?

こんにちは!山口・防府の福祉用具・介護用品専門店「加賀メディカル」
本店スタッフの上田です。

皆さん年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、お正月に和太鼓の演奏を聞いたり、猿回しを見たり等々、
日本の伝統文化に触れる機会の多い良いお正月でした。

防府天満宮で見た猿回し「猿天下(えんてんか)さん」

帰省されている方も多いようで、何処に行ってもにぎわっていました☻

今回のブログのテーマは

「親の介護・住み慣れた家で快適に過ごすために何ができるか〜介護保険の利用など〜」についてです。

この時期にご相談で多いのが、
年末年始に帰省をしたご家族が
高齢になった親御さんの動きや昔ならではの日本家屋の状態を見て、下記のような心配事を相談されます。

・室内を歩くのに段差が多く、つまづきそう(転倒しそう)で危ない
・玄関で立つのに手すりが必要かな?
・ヒートショック予防に洗い場の椅子に腰かけて欲しいけど、高さが低く立ち上がり等が難しい
・お風呂で頼るための手すりなどが欲しい・・・等

早急に住宅改修やレンタルなどをしたいけど、何から始めればよいのか、介護保険は使えるのか等、わからないことも多いと思いますのでご参考にしていただければ幸いです。

まず、ご家族が普段は別の場所に住んでいる場合、
親御さんの現在の状況や情報が分からないことが多いです。
なので、出来る限り話し合いをして、具体的に何に困っていて、どうしたいのか?の確認や介護保険についても確認をすることをお勧めします。

例えば・・・

・介護保険の認定の有無(介護保険について相談したことがあるのか、要支援・要介護の認定を持っているのか等)
・介護保険の認定をお持ちであれば、担当のケアマネージャーはいるのか
・どこかで福祉用具などをレンタルしたりしているか
・持病、怪我などがあるのか(障害の手帳があるのか)
・かかりつけの病院(担当医)があるか・・・等

介護保険の認定をお持ちでない場合

介護保険の認定をお持ちでなければ介護保険の補助を受けることはできません。
介護保険の補助で住宅改修やレンタルを検討されるのであれば、
まずは市区町村の介護保険担当窓口または地域包括支援センターなどへ相談
するところからになります。
介護保険の申請について詳しくはこちら→https://kaga-medical.co.jp/?page_id=604

介護保険の認定をお持ちで担当のケアマネージャーがいる場合

まず担当ケアマネージャーに介護保険の補助を使用する、しないに関わらず一度ご相談していただくことをお勧めいたします。
担当のケアマネージャーはご利用者様のケアプランを作成しており、
ご利用者様の状態なども把握されていて、必要な物が何かわかったり、対応が早くなります。
また、ご利用者様の状況などに変更があるとケアプランを見直し関係各所と連携するようになります。
知らないうちにご利用者様の状況が変わっていると、
その確認のために、訪問や聞き取りが必要となる場合があり、
訪問の回数が増えたりすることで、ご利用者様やケアマネージャーの双方に負担が増えることも考えられます。
介護保険制度を円滑にご利用いただく為にも、担当のケアマネージャーにご相談していただくことをお勧めいたします。

すでに介護保険などで何かしらレンタルしている場合

福祉用具のレンタルをしていることが分かった場合は、
福祉用具をレンタルしている業者の担当者に相談するのもお勧めです。

ご利用者様の現在の状態を把握している為、
用具の選定なども対応しやすいのと、ケアマネージャーとの連携も取りやすい為です。
たまたま近くのレンタル業者に行って、そのまますぐにレンタルをしてしまいたいと思うかもしれませんが、介護保険を利用する以上は、ケアマネージャーのケアプランの変更等が必要となります。
現在利用しているレンタル業者があるのであれば、その担当者がケアマネージャーと連携をしているので対応がスムーズになります。

特に介護保険の認定もレンタルの利用もない場合は、
住宅改修に関わることは、工務店・ホームセンターなどにも相談することはできると思います。
介護用品については、商品によっては大手の量販店などにもある場合もあります。
介護用品や福祉用具について詳しく相談をする場合は介護用品店・福祉用具専門店に相談することをお勧めいたします。

住み慣れた我が家で
安心安全に生活するために
住環境の整備は大切になります。
加賀メディカルでは訪問や見積もり無料!申請事もまとめてお任せいただけます。
防府市の本店では、店頭で実際の商品を見たり、お試しいただける商品もございます。
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